お客様に信頼される理由はここにあり
検査表の添付や梱包などお客様のご要望は年々増えてきています。
寿機化はそのお客様のご要望にお応えするために品質保持にも力を注いでいます。
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研削砥石の
バランス測定・修正 - バランサー
- 精密研削において、研削砥石のバランス修正は必要不可欠です。アンバランス状態での研削は加工面にビビりや送りマークが発生したり、真円度不良などの品質低下を発生させ、しいては生産性を悪化させてしまうからです。バランス修正の手法は砥石を回転させず、重量分布の不均衡状態から修正する静的バランスと砥石を回転させて、アンバランスによる振動を検出し修正する動的バランスがあります。
静的バランスを採用する所が多い中、弊社は動的バランスを採用しています。動的バランス測定では砥石や砥石フランジだけでなく、プーリ、スピンドル等を含めた砥石軸全体のバランス修正ができるので、研削加工面にビビりや送りマークの発生を抑えたり、真円度を向上させられます。
またバランス精度を数値で管理できるので、均一な品質管理を行うことができています。
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マイクロメーターのゼロ点調整
- マスターゲージ
- 弊社では独自に外径マスターゲージを作製して、測定を行っています。
市販のマイクロゲージに付属している基準棒やゲージブロックはマイクロメーターと接する部分が面と面になるので、平面の測定基準に向いています。しかし円筒研削した面を測定するには向いていません。なぜならマイクロメーターと円筒研削した面は線接触するためです。
そこで弊社は基準となる外径マスターゲージとマイクロメーターが線接触できるよう独自に外径マスターゲージを作製しました。
また基準棒やゲージブロックよりも大きいため、熱による影響も受けにくいです。
このことにより、弊社は0.001mmまでの正確で安定した測定を若手から熟練工まで全作業員が行うことで品質を保持し、お客様の要望に応えています。
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研削面の面粗度を測定
- サーフテスト
- 目視ではまっすぐに見えますが、髙さ、深さ、間隔の異なる凹凸等、見えない場合があります(面粗度と呼ばれています)。
それらの粗さは製品の品質の安定を損ないます。
近年、製品の小型化・高精度化に伴い、面粗度は製品の品質の安定、寿命向上のために重要な要素となっています。
そのため寿機化では単に検査だけではない信用・信頼を得るためにサーフテスト測定を行っています。
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エアパッキン梱包で品質保護
- 梱包
- 私たちは品物を研磨して終わりではないと考えています。
サビ、キズ等ない状態でお客様に届くまでが私たちの仕事です。そのためサビ止めの塗布、段ボールやエアパッキンで梱包しています。また地方へ発送する際は強化ダンボールで箱を製作するなども行っています。
ご希望の梱包があれば、お申しつけ下さい。